今月の上海(おかっぱオバサンの秘薬)

午前中に一度チケットを買うために行ったので道も時間も把握してましたから、ギリギリ45分前まで2時間程度寝ることができました。寝起き時点での体調は上々、これなら出かけられそうです。ホテルのロビーを通過すると、なにやら人だかりが。披露宴をやっていたのでした。

しかしみんなえらい軽装ですね、こんなもんなのでしょうか。。。さて、幸せそうな二人の門出を祝いつつ、地下鉄1号線から7号線に乗り継いで上海商城別院へ。

と、ここで軽やかに地下鉄への階段をトトトっと下るはずが目の焦点が狂い、踏み外しそうになります。どうやら全快というわけにはいかなそうです。またカバンが重く感じ、今度は着ているコートが脱ぎ捨てたいほど肩に重くのしかかるような感覚を覚えます。

途中に午前中見かけた臆病ネコでも探してみようかと思ったことなど忘却の彼方に、足早にネコがいた公園をスルー。ホールへと到着しました。そこでふとノド飴を買ったお店のオバサンが、あの流暢に日本語を話す、おかっぱ頭の変わったヘアスタイルのオバサンを思い出し、彼女ならこの状況を理解し、ピッタリの薬を差し出してくれるかも!と思い至りました。

さっそくお店に飛び込みましたが、レジの前はおばさんではなくお姉さんでした。ちょっとがっかりして、日本語分かる?と声を掛けると苦笑いしたお姉さんの背後から「わかるよ~」と聞き覚えのある声が!そうおかっぱオバサンがいてくれたのです!!!「いやー、のど痛くて熱があって声も出なくなって、でも鼻水とかなくて、そんなんにピッタリの薬あります?」と早口にまくしたてたにもかかわらず、彼女は落ち着いた声で「バファリン風邪用ってのが効くよ~」と教えてくれました。「オレンジは昼、青色は夜。青色は飲むと眠くなるよ~」と単純明快な説明。

中身がコレ。オバサンの説明どおり、間違えようがありません。このシートがもう一枚入ってて12錠で11元(150円)!ペッツだったらどうしよう、などと不埒なことは思わず、すぐさまオレンジを1錠飲み込みました。

雑技団のホールは同じ建物のすぐ上ですから、登ってみるとツアーの団体さんがたくさん。定番コースなんでしょう。

エスカレータを登り正面の入口からこの4階ロビーに来れます。ホールの入口は正面の入口と螺旋階段との間にあります。

開演前のホール内。これ以上は自粛です。そしてこのへんから異常に体調が戻り始めます。コートが重いのはもちろん、飛び跳ねんばかりの身の軽さです。150円の薬がこれほどてきめんに効くとは驚きです。おかっぱオバサンに手を合わせて感謝したところで静かに幕が開きました。

雑技団は息もつかせぬハイスピードで輪くぐりをやったかと思えばゆるやかな音楽にあわせて軟体人間のパフォーマンス、男女の悲哀をテーマにカーテンアクションをしたかと思えばピエロの皿回し&ナイフ投げもどきなど、緩急織り交ぜた演出で飽きさせません。

途中、結構大技でシーソーの反動を使って肩車した人のさらに上に乗っかる技で思い切り乗り損ねるハプニングなどあり、違う意味でヒヤヒヤする場面もありましたが、地元ならではの小慣れた雰囲気で大いに楽しめました!オススメですね。

さてすっかり夜も更けて、目星をつけていたフードコートに立ち寄るも、軒並み閉店という悲しい結果となり、1月の初日に食べたケンタッキーにしようと思ったらレジのお姉さんにお釣りをごまかされそうになるわ、お目当ての牛肉黒胡椒丼が売り切れだわで散々な結果でしたが、なによりも体調が戻ったこともがうれしく、上機嫌でホテルに戻り、お決まりのチンタオ大瓶で部屋飲みするのでした。

次の日の日曜日は豫園に行って買い物しようかと計画を立て、遠足前の子供のようにワクワクしながら布団にもぐり込むと、やはり病み上がりの疲れからか、またたくまに眠りについてしまいました。明日はまた大変な目に遭うことになるのですが、それは次回ということで!

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