ちょっとソコ(上海)まで!(その2)

前回の続きです。上海浦東空港でいつもの運転手さんを探したものの見当たらず、ハテ?と思っていると、「ヨシオカサーン!」と女性の声が。食事や週末の観光でアテンドしてくれた范(ハン)さんが迎えに来てくれたのでした。

タクシーでホテルに向かう道中、大量に持参したマイ名刺を一枚あげ、「社員ニシテクダサイネ~」などと社交辞令(そういえば、どうしてみな女の人は、社員にしてくれと言うのでしょうか。。。)も上手な范さんと会話を楽しみながら、そうだ、と思って試しに男梅をあげると、「コレダイ好キ!」と喜んで食べてくれます。范さんの見立てでは女性は好きかも、とのこと。

さて昼食には中途半端な時間でしたので、宿泊先のホテルのレストランで食べることにしました。すると、なんと目的の女の子がいるではありませんか!しかも范さんがいてくれますので中国語での交渉も可能です。コレハ!と思い范さんに彼女と写真を撮りたいと告げると快諾、相手も気軽に応じてくれました。

どうですか?映ってませんがチャイナドレスのスリットが異常に深く、あどけない顔とのギャップがオリエンタルで魅惑的な雰囲気です。お名前は万小紅(ワン・シャオ・ホン)ちゃん。これでも写真映りが悪いのですが、なんとなく長澤まさみ似?とにかく、着いて早々にミッション一つクリアです。幸先良い感じです。

会社に到着すると、当局からの規制(?)でネットワークが繋がらなかったので日曜日に送った自分宛の資料が見られず。運良く休日出勤していたリーダーさんが資料をダウンロードしてくれていたので速攻で会議を召集。もちろん男梅持参です。一通り説明と現状把握、今日明日のタスクとゴールを小チームごとに指示し、解散。あとは全チームのリーダーに男梅を配って回ります。

みな「アリガトウゴザイマス」と言うので、じっと見つめて「食べて!」と言ってその場で食べてもらいます。「オー・・・ハ、ハゥッ!?」せっかくくれたものだけど、これはちょっとアメちゃんらしからぬ味でキツそうです。フクザツな笑みを浮かべて口の動きが止まってます(笑) そうです、みないい人ばかりです。面と向かってマズイなんてことは決して口にしません。

とあるチームの通称アラレちゃん(アラレちゃんメガネをかけている女の子)は、かろうじて「ビミョウ・・・」とつぶやきましたが、後から先に出張に来ていた広島のメンバーによると、私が視界から消えた瞬間にペッと吐き出し、もう一つ渡していた男梅を机の上に投げつけたとのこと(^_^)良薬は口に苦し、です。良くも悪くもその後しばらく男梅が話題になったそうですから目的は達しました、ミッションクリア!メデタシ!

さて、最後のミッションは教育ママのゴキゲン取りです。会議室で別のリーダーと全メンバーへの展開方法を細かく打合せしていたところ、ネットワークがまだ調子悪いのか教育ママが会議室のLANを借りにやってきました。このタイミングを置いて他にありません、思いを強く持つと幸運を引き寄せるようです。すかさず話しかけます。

私「お子さん小学校何年生だっけ?」
ママ「アー、2ネンセイデス」
私「そうなん?アニメとか見る?」
ママ「ハイ、(新学期は9月だから)イマ夏休ミデスシ、ミテマスヨ」
私「そうか!ちなみにお家ではDVDって見れるの?」
ママ「エ?ハイ、パソコンアリマスカラ・・・?」
私「ああ、データDVDじゃなくてアニメとか映画とかのDVD」
ママ「ハイ、TVデ再生デキマスヨ」
私「よかった。なんか親戚がいらんからってもののけ姫のDVD置いてったのよ」
ママ「ハァ・・・」
私「なんか8ヶ国語対応ってあるからお子さんの英語勉強にいいかなーって」
ママ「アー!アリガトウゴザイマス(^_^)」
私「箱空いちゃってるケド、ごめんね(^_^;)」
ママ「イエイエー(^_^)」

成功しました!お子さん、気に入ってくれるといいけど。小2じゃもののけ姫は難しいかしら。トトロにすればよかったかな。。。ま、とにかくこれで最後のミッションもクリアです。もう思い残すことはありません。当日はホテルのチェックアウトが面倒なので、結局夜中3時くらいに最後のメンバーが帰るので一緒に帰ることにしました。帰る間際に広島へ小紅ちゃんの写真を送りつけ(夜中の3時に送るメールではありませんが)、帰ろうとするリーダーを呼び止めて「今、お付き合いしている人いますか?」という中国語を教えてもらい、帰りは最終退室者のメンバーの車でホテルまで送ってもらう道中、発音の反復練習をし、準備万全です。

ホテルの横のコンビニで恒例のチンタオビールにアーモンドで19元(260円)の部屋飲みセットを購入し、部屋に入ると、洗面所の端にある据付型センヌキがありません!!仕方なしにフロントまで降りて開けてもらい、グビグビ飲んで、放送終了だらけのテレビに舌打ちをし、キングサイズのベッドに枕4つを股やら両脇やら頭に贅沢に並べ惰眠を貪ったのでした。

翌朝は小紅ちゃんがいたら俄仕込みの中国語を小気味よく炸裂させてやろうと鼻息荒くレストランに入りましたが、残念ながら非番のようです。ここまで都合よく幸運を引き寄せることはできませんでした。仕方がありません。入れ替わりで上海入りするメンバーに引継ぎです。

さてドタバタの出張を終えて翌日広島の会社に行くと、「夜中に何を送ってくるん?仕事しよるん?」とツッコまれましたが、上海にドライブをかけるという目的は果たせたようです。しかし余りにも短すぎたのでその後仕事の方は上海でちょっとした混乱を招いたようで、TV会議でまたもや別のリーダーを責め立ててしまい、上海に残っている広島のリーダーさんにフォローしてもらう結果になってしまいました。さすがにちょっと段取りが雑だったようです、スンマセンm(__)m

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