萩ハーフ(後編)

さて、翌朝。
6時に跳ね起きて窓から外を見ると、

相変わらず日本海がごうごうと音を立てています。
朝食を取る頃には粉雪が舞っています。
タクシーで会場に向かう道中はワイパー必須状態。
会場に着くと裏山は真っ白、芝生のところはうっすら白く。
つまり、どんどん悪化、言ってみれば吹雪状態なわけです。


今回はシューズをちゃんと持ってきましたけど、やはり販売コーナーに
行ってみます。商品が雪に埋もれてます(^_^;)
雪の日に走ったら、どこがどう冷たくなるのか見当もつかない私は、
手袋もあるし、今回は見てるだけーです。

このレースは人数も多く、全体で5000人、ハーフだけでも2800人います(*_*)
前からスタートしようと思ったら早く行って待つことになり冷えるので、荷物置き場で
ぬくぬくしていると、目の前にいた人が突然ミドレンジャーに変身して、
恥ずかしそうに行ってしまいました、コスプレです。
そろそろ、と会場に向かおうとすると、スパイダーマンがシューズを履いてます。
そうだトイレーと思って並ぶとマリオとルイージがちょび髭をつけようとしています。
仮装大賞とかないですが、サービス精神旺盛です、とても真似できません。

さあ、レースです。萩市街は東西2本の川に挟まれた中洲になっているのですが、川が合流した上流にある会場から、
市街地へ向かってまずは東側の川沿いを進みます。橋の上では横風が強く、あげた足が突風に煽られ横に振れ、
もう片方の足に当たるという信じられないことが起きます。

5km地点で東萩駅を通過し海岸へ出ます。海岸も横風が強く、かつ砂粒も飛んでくるのでイタイ(>_<)
西側の河口には萩城があるのでいったん中に入り、折り返して商店街を抜けます。
道幅も狭く両側に応援してくださる方が大勢いて、勇気づけられます。
応援の仕方を知っているのでしょうか?みなさん一様に、このランナーと決めたら
その人と目が合うまでずーっと目で追いかけて手を叩いてくれます、「任せろ!」って気になります。

商店街を抜けさらに折り返すと、城下町区域になります。ここは昔の町並みがそのまま残っています。
塀も低く、こびとの国に来たような、建物が一回り小さい気がします。
江戸時代にタイムスリップし、小役人にでもなったかのように、「てぇへんだー!」と
町並みを疾走している気になります(^_^)てぇへんなのは自分です。

城下町を抜けるとお城です。天守閣はないのですが城壁の角を何度も鋭角に曲がります。
そう、気分はみんなでワーとお城を攻めのぼる感じ?ここでマリオと遭遇しました。マリオが
声援に応えてジャンプとかポーズを決めている間に、いそいそと抜かせてもらいます。

さて景色を楽しんでいたら15kmになりました。あとは市街地を抜けて会場に戻るだけです。
リバウンドしたせいでスパッツがキツく、言ってみれば加圧トレーニング状態、ももが上がらなくなります。
もはや心臓は苦しくありません、それだけの負荷がかけられないわけです。

雪はいつの間にかパッタリ止みました。ミドレンジャーの一味でしょうか、
アカレンジャーとモモレンジャーを抜きました。スパーダーマンも抜きました。
すると、声援の中から「マリオ~!」の声が。
そうです、あのマリオが最終兵器のBダッシュを使ってきたのです。
軽やかに私を抜く、その後ろ姿、ダブダブのオーバーオールなのに、お尻の形が
くっきり浮き出ています。マリオは日頃からよく鍛えていたのでした。
※ミドレンジャーは相当早かったようです、コスプレが嫌だったのでしょう。

なんとかスタジアムに戻ると会場アナウンスで「はいー、今なら2時間切れるからー」と
おっさんの声が。むー、頑張らねば、と這うようにゴール。1時間59分55秒(^_^;)
無事完走できました。フルマラソンへ向けての課題もハッキリしました。
また来よう!そう思えるとてもよい大会でした。

最後にちょっと観光を、と思い、城下町をゆっく回ってみます。


おしゃれなカフェで一休み。アイスが乗ったトーストとカフェオリジナルの
萩コーヒーをいただきます。


昔のままの建物が並ぶのですが、おそらく?普通に人が住んでいます。

途中、萩焼の露店があったので薄い青紫がかったタンブラーを買ってみました。
マラソン出たんよーと言うとさらに1個おまけしてくれました。(2個1000円)
本物ではないのかもしれませんが、ビールが美味しく飲めそうなのでよいです(^_^;)

自宅から2時間半、近場にいいレースを見つけました。来年は参加者が増えたので抽選になるかも、
とのウワサを耳にしましたが、毎年出たいなー、できれば天気のいい日に走りたい!と思うのでした。

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